プラークが溜まりやすくなる原因
投稿日:2021年6月20日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。
永研会クリニック歯科です。
今回は「プラークが溜まりやすくなる原因」についてお話しようと思います。
以前、「歯周病の直接的な原因は、細菌の塊(プラーク)である」ということをお伝えしました。
それでは、そのプラークがお口の中に溜まりやすくなってしまう原因には
どのようなものがあるのでしょうか。
①歯石
歯石の表面は凸凹しているため、プラークが付着しやすくなります。
歯石は存在する場所によって呼び方が変わります。
歯茎の境目より上にあるものは歯肉縁上歯石、それより下にあるものは歯肉縁下歯石といいます。
②虫歯
虫歯とは歯に穴があいてしまっている状態です。
そのため、歯の生え際付近に虫歯ができると、そこにプラークが溜まりやすくなり、
歯周病の原因となります。
③劣化した詰め物・かぶせ物
歯と詰め物やかぶせ物との間に段差があったり、穴があいてしまっている場合には、
そこにプラークが溜まりやすくなります。
④歯並び
歯並びの状態が悪く、歯磨きが難しい部分には、やはりプラークが停滞しやすくなります。
⑤歯周ポケット
特に深い歯周ポケットにおいては、歯ブラシなどの清掃器具の毛先が届かないため、
清掃が難しく、プラークが溜まりやすくなります。
まだまだありますが、例えば以上のものがプラークが溜まりやすくなる原因としてあげられます。
気になる方や心配な方は是非一度検診にいらしてください。
お待ちしております。
■ 他の記事を読む■