なんで歯は白くなるの?
投稿日:2021年7月11日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。
永研会クリニック歯科です。
今回は「ホワイトニング」についてお話しようと思います。
みなさんも「歯のホワイトニング」という言葉はよく耳にするのではないでしょうか。
今回はどのように歯が白くなるのか、そのメカニズムについてお伝えしようと思います。
まず、主に使用する薬剤には次のようなものがあります。
①過酸化水素(オフィスホワイトニングで使用)
②過酸化尿素(ホームホワイトニングで使用)
過酸化水素が分解されて生じたフリーラジカル(活性酸素)により、
高分子の有機性着色物質が分解され、
低分子の着色の少ない物質になります。
また、過酸化尿素は尿素と過酸化水素に分解されます。
これにより生じた過酸化水素がさらに分解され、漂白効果を発揮します。
このように、薬剤が歯に浸透することで歯が白くなります。
つまり、歯の中の着色物質が分解されて白く見えるようになります。
歯自体が溶けるわけではないのでご安心ください。
それに加え、歯の表面のエナメル質直下の微細構造を変化させることで、
屈折率を変化させて白く見せる作用もあると言われています。
歯の色など気になる方は是非相談にいらしてください。
お待ちしております。
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