なんで虫歯になるの?
投稿日:2021年5月9日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。
永研会クリニック歯科です。
今回は「虫歯」についてお話しようと思います。
虫歯は、ミュータンス菌という細菌が糖質から酸を作り出し、
歯を溶かしてしまう病気です。
通常、お口の中は唾液の働きにより中性に保たれています。
しかし、食事をしたり、甘い飲み物を飲んだりすると、
お口の中が酸性の状態に傾いてしまいます。
ずっと酸性のままでは歯が溶けてしまいますので、
これを中性にもどしてくれるのも唾液の働きによるものです。
つまり、間食を1日に何度もすると、
お口の中が酸性の状態に傾いている時間が長くなり、
その分、歯が溶けやすくなってしまいます。
虫歯になりやすい部位としては、
①歯の頭の溝の部分
②歯と歯の間
③歯の生え際の部分
といったような、
プラーク(細菌の塊)が停滞しやすいところがあげられます。
虫歯を予防するためには、
①フロスなども併用し、
虫歯になりやすい部分のプラークをしっかり取ること
②だらだら食いをしないこと
③フッ素により歯を強化すること
などが大切になります。
虫歯になってしまっても、必ずしも痛みが出るわけではありません。
気になる方は是非相談にいらしてください。
お待ちしております。
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