TCHという言葉を聞いたことはありますか?②
投稿日:2021年3月4日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。
永研会クリニック歯科です。
前回は「TCH(上下歯列接触癖)」についてお伝えしました。
今回はその続きです。
それでは、なぜこの癖はいけないのでしょうか。
まず、顎の筋肉について説明します。
顎のエラの部分に手をあて、強く噛んでみてください。
そうすると筋肉が膨らむと思います。これが、噛むための筋肉(咬筋)です。
その他、こめかみの部分にある筋肉は側頭筋と言います。
これらの筋肉は強く噛んだときにも働きますが、歯と歯が触れているだけでも緊張状態になります。
常に筋肉が張っている状態です。
日常生活において、例えば、パソコンの前で仕事をしている時や勉強・読書をしている時、
スマートフォンを触っている時など
集中している時に上下の歯が接触していることが多いと思います。
この癖によって結果的にどのような問題が生じるのでしょうか。
顎や筋肉に負担がかかることで、顎関節症や肩こり、頭痛などが生じると言われています。
お口の中で気になることなどございましたら、是非検診にいらしてください。
お待ちしております。
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