歯周病と全身の健康との関係
投稿日:2020年11月1日
カテゴリ:院長ブログ
こんにちは。
永研会クリニック歯科です。
今回は、「歯周病(口の健康)と全身の健康との関係」についてお伝えしようと思います。
「全身の健康」というと難しく聞こえるかもしれませんが、
例えば、歯周病の方は、
脳梗塞や心筋梗塞、狭心症
誤嚥性肺炎
糖尿病
などのリスクが高くなると言われています。
歯周病の状態というのは歯茎に炎症がある状態ですので、
歯磨きなどの刺激により簡単に出血してしまいます。
そこから歯周病菌が血管の中に侵入すると、血液を介して細菌が全身を巡ることになります。
そして血中の細菌が血管を傷つけると、そこに血小板という血液を固める細胞が集まってきます。
それによって血の塊ができ、それが脳に達すれば脳梗塞、
心臓に達すれば心筋梗塞となってしまいます。
また、歯周病は早期低体重児出産にも影響があると言われています。
お口は食べ物の入口ですので、
口にするもの全てが汚染されてしまうと考えると
せっかく美味しいものも不味くなってしまいそうですよね。
お口の中は清潔にしておきたいですね。
もしも気になることがございましたら、是非相談にいらしてください。
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