入れ歯のお手入れについて
投稿日:2022年5月27日
カテゴリ:スタッフブログ
こんにちは、永研会クリニック歯科です。
今回は、入れ歯のお手入れについて
お話していきたいと思います。
歯を磨くことと同じように、入れ歯も食べ物の残りや歯垢が付着します。
毎日のお手入れで清掃していくことが大切です。
◎入れ歯の清掃が不十分な場合に起こるトラブル
・口臭が発生しやすくなる。
・口内炎の原因になる。
・入れ歯に色素や歯石が沈着しやすくなる。
・部分入れ歯の場合クラスプ(歯に引っかかる金具)など
かかっている歯が虫歯や歯周病になりやすい。
これらのトラブルを防ぐためにも、入れ歯とお口のお手入れを行う事が重要です。
部分入れ歯、総入れ歯ともに、入れ歯は口から外して洗います。
部分入れ歯の場合クラスプ(歯に引っかかる金具)をかけている
歯は汚れやすいので丁寧に磨きましょう。
入れ歯は、入れ歯専用のブラシなどを使って流水下で洗ってください。
歯磨き粉を使うと、配合されている研摩材の成分により
入れ歯の表面を傷つけてしまう可能性があります。
臭いの原因にもなりますので
歯磨き粉を使って入れ歯を磨くのはやめましょう。
入れ歯専用のブラシでのお手入れに加え、入れ歯洗浄剤を使用する事で
プラークの除去率が高まります。
義歯洗浄剤は、指示通りの使用方法に従ってください。
熱湯は、入れ歯が変形したり、割れる可能性があります。
義歯洗浄剤は、水かぬるま湯を使用してください。
入れ歯の素材は衝撃に弱く、床などに落とすと割れてしまう事があります。
洗面器や適当な容器に水を張って洗浄すれば落として割れるリスクが避けられます。
入れ歯の清掃のタイミングは、食後です。
食後ご自身の歯を磨く時、入れ歯を外して清掃しましょう。
お口は、年齢とともに変化します。
入れ歯の具合が悪い場合は、自分で調整せず歯科医院に相談しましょう。
また、お口の中で気になることのある方は是非相談にいらしてください。
お待ちしております。
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