舌のケアについて|仙川の歯医者|永研会クリニック歯科

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舌のケアについて

投稿日:2022年4月1日

カテゴリ:スタッフブログ

 

こんにちは、永研会クリニック歯科です。

今回は、舌のケアについてお話しします。

鏡で自分のお口の中を見ると、
舌の表面に白色または黄色の苔のようなものが付着していませんか?
この苔こそが、『 舌苔 』です。


舌苔は、舌の上に付着した白色・黄色の沈着物で
主成分は、タンパク質や細菌など、
歯垢と同じで口臭の要因の一つに数えられます。


舌の上やお口の中の細菌が
タンパク質を分解する時に出す「VSC」という硫黄ガスが口臭の原因になります。
特に乾燥する今の時期は、舌苔による口臭が発生しやすいので気を付けましょう。


舌苔を放置していると、口臭はもちろん、
「味覚異常」や「誤嚥性肺炎」になるリスクも高くなります。


舌苔は、粘着質の為、水ですすぐ程度では落とす事ができません。
舌ブラシを使用して、舌のケアをしましょう。

~舌磨きの方法~

舌磨きは、毛先の柔らかい歯ブラシなどを使っても構いませんが、
専用の舌ブラシを使うとより効果的です。
また、歯磨き粉を付ける必要はありません。


1.鏡を見ながら舌を前にだし、舌苔が付着しているか確認しましょう。
  (この時、舌苔が付着していなかったら無理にブラッシングしないようにしましょう。)

2.舌ブラシを鏡で見える最も奥に軽く当て、イラストのように奥から手前に引いてください。
  (ブラッシング時、力の入れすぎに注意してください。)
  かき出す回数は、3~4回程度にしましょう。
  あまりに磨きすぎると舌を傷つける原因になります。

3.水でぶくぶくうがいをして、お口の中をしっかり洗浄しましょう。

4.舌ブラシの先を水で良く洗いましょう。


舌に傷や潰瘍がある時は、舌磨きは中止してください。


舌磨きを行うタイミングは、起床時・朝食前がベストです。
就寝中は、唾液の分泌が減る事で細菌が繁殖しやすい状態になります。
口の中に細菌が付着したまま朝食をとると、
食べ物と一緒に細菌を飲み込んでしまう可能性があります。
誤嚥性肺炎になるリスクが高くなるので気を付けましょう。

舌の汚れが気になる方は、夜にもプラスしていいですが、
「強くこすらない」「回数多く磨きすぎない」ように注意しましょう。

永研会クリニック 歯科では、
舌ブラシも販売していますのでぜひお試しください。


お口の中で気になることのある方は是非相談にいらしてください。
お待ちしております。

 

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