歯磨き粉の選び方について|仙川の歯医者|永研会クリニック歯科

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歯磨き粉の選び方について

投稿日:2022年3月16日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

永研会クリニック歯科です。

今、どのような歯磨き粉をお使いですか?

歯磨き粉には、用途に合わせて様々な種類があります。
自分に合った歯磨き粉を使用することで、歯とお口の健康度がさらに向上します。

今日は、歯磨き粉の選び方について紹介します。

虫歯予防にはフッ素入り歯磨き粉がおすすめです。
フッ素には以下の効果があります。
①細菌が出す酸の量を抑えます。
②歯の再石灰化を促します。
③歯の表面を酸に溶けにくい性質に修復します。
また、高齢者に多い根面齲蝕(歯茎が下がり露出してきた根面に虫歯ができること)の予防にもおすすめです。


歯周病予防の薬用成分について説明します。
①殺菌成分→イソプロピルメチルフェノール(IPMP)、塩化セチルピリジニウム(CPC)
      塩化ベンゼトニウム、トリクロサン、ラウロイルサルコシン塩(LSS)など
②抗炎症成分(腫れを抑える成分)→トラネキサム酸、β(ベータ)‐グリチルレチン酸、
                 ε(イプシロン)-アミノカプロン酸など
③血流改善成分→トコフェロール酢酸エステル(ビタミンE)など
④歯ぐきひきしめ成分→塩化ナトリウムなど
⑤口臭予防(吸着)成分→ゼオライトなど

歯周病が気になる方は、上記の成分が配合されている歯磨き粉を選ぶようにしましょう。


歯石沈着予防には、
①歯石形成の抑制→ポリリン酸ナトリウム、ピロリン酸ナトリウムなど


知覚過敏症状には、
①象牙細管の封鎖→乳酸アルミニウム
②刺激の伝達を防ぐ→硝酸カリウム


タバコのヤニ除去には
①ヤニの溶解→ポリエチレングリコール

などがあります。
このように、歯磨き粉には虫歯予防だけでなく、歯周病予防や知覚過敏症状に効果があるものなど
様々な用途に合った最適な歯磨き粉を選ぶ必要があると言えます。


お家で使っている歯磨き粉の成分にも注目してみてください。

ご自身に合った歯磨き粉が分からない方は、是非相談にいらしてください。
お待ちしています。

 

 

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